観察研究WJOG18524GPS(FIREBIRD)
FGFR2b陽性切除不能進行・再発の胃または食道胃接合部腺癌における臨床病理学的特徴を評価する前向き観察研究
フェーズ | 観察研究 |
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目標症例数 | 1000例 |
登録期間 | 2025年3月~2027年2月 |
対象 | 1次治療終了時までの切除不能進行再発胃・胃食道接合部腺癌 |
外部リンク | UMIN000056810 |
Point
津軽 開
慶應義塾大学病院
消化器内科- 切除不能胃癌および胃食道接合部線癌に対し,FGFR2bをIHCで大規模にスクリーニングする多施設前向き観察研究です。 本体治験であるWJOG18524G:FGFR2b陽性切除不能進行・再発の胃または食道胃接合部腺癌を対象としたBemarituzumab+PTX+RAMの第II相試験(RAINBIRD)の適格例をスクリーニングすることに加え,胃がんにおける有望な新規バイオマーカーとされているFGFR2bの陽性割合,他既存バイオマーカーとの関連に付いてを明らかにし,今後のバイオマーカーに基づく治療選択の一助となるデータを導出することを目的としています。 胃癌ではバイオマーカーが増え,治療選択に苦慮することも珍しくありませんが,本研究のデータがFGFR2b標的治療及び他バイオマーカーへの標的治療との併用療法の開発などに寄与することを期待しています。 本研究に関しまして,何卒ご協力を宜しくお願い申し上げます。